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商品につける価格
例えば、自分でも使って気に入っている赤い古布と黒のBAG。

最初の段階では「私個人が主体」なので
自分の好みに合う赤い系統の古布を探し、
洋服などで刷れて弱くならないように全てに接着芯を貼り、
幅を揃えて色味を検討しながら慎重に合わせて
ミシンでパッチワークをします。
黒い生地は張りも強度もある布を探し当て
かっちりとしたBAGに仕上がるように
ミシンでキルティングします。

これらの仕上がりには好みもありますが
私は自分で言いなと思ったものを作って、価格をつけています。
そして、これ「が」良い!とおっしゃって頂いた方に
使って頂くのが一番の喜びです。

以前、この形、仕上がりなどを入念に見た方から
「これ、3000円にならない?」と言われました。
その方曰く、
「(同じのを作った事があるので)労力も時間もかかっているのも分かってる」
そうですが、それにお応えする言葉を全く失いました。
自分で同じ形を創った事もある方なら、
なおさら作った人に対する言葉ではないなぁと思いました。
おっしゃる価格は「半額の半額」くらいの下げ様です。
フリーマーケットの会場ではありません。
全くの新品、一点物を作って居るのです。

「そんなの、縫い賃にもならないじゃん…」

ちょっと冷静に(いや、呆れて頭が真っ白になったのも事実)
考えたりもしましたが、しばらくの沈黙の後
「じゃあ、その価格で出来るのならご自分でなさったらどうでしょう」
という言葉が喉まで出かかって、やっとの思いで押しとどめました。

その方が「なぜ安く手に入れたいか」を延々と説明なさってる間でも
私はそれに屈する気もありませんでした。
(既にもうその方に売る気も無かったのも事実ですが)
その方は「ご自分」の「時間がない」という理由で
諦めてお帰りになりました。


そのやりとりを隣のブースの方が見ていらっしゃって
「失礼よねぇ」とため息をついていらっしゃいました。
「手がかかってるんだからそんな金額で売っちゃダメよ」って言って頂いて
あらためてほっとして、我に返りました。

商品は買って頂かなくても(買って頂くのも目的ではありますが)、
私がどんな物を作っているのかを
お客様に知ってもらうだけでも良いのです。
そんな「飾り物」がお店にあっても良いんです。
そのうち、誰かが気に入ってくれる事を望んでます。

母にその話を話したら
私の想像通り「激怒」されました。
その場に母が居なくて良かった…
大喧嘩になるところです…

ちょっと愚痴になってしまいましたが
価値観の違う方との「売り買い」は無理だなぁと実感しました。

価格というのはむやみやたらにつけているのではないのです。
基本的には「ひとつしかないもの」を作りたいと思っているので
大量生産は出来ません。

どんなお客様がいらっしゃっても
それに立ち向かう信念だけは持ち続けていたいなぁ、と思います。

昨日から、一日悶々としていたのでここで告白したいと思いました。
長い文章をお読み戴いて、ありがとうございます。
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